でもね、それゎあくまで一般例にすぎなぃの。
「翔くん達からゎ、離れません。それに私ゎ誰にも潰されたりしなぃ。自分の意思でこの世界に入り、自分の意思で立ち去ります。翔くん達も、ファンも、私が守ります。」
私が…ここを立ち去る…。
そんなのゎあり得ない。
タイムリミットまでわね。
「そんなの、無理ょ。そんなことが出来たら、奇跡ょ。」
私を嘲笑う麗さん。
別に構わない。
でも…
「出来るか出来ないぢゃなぃんです。やるかやらなぃか…です。」
麗さんを真っ直ぐに見つめて言う。
「奇跡ゎ……おこるから奇跡なんです。」


