ピピピビッ ピピピビッ 「ぅーん、」 平凡な目覚まし時計の音で目を覚ます。 カーテンの隙間から溢れる光が眩しい。 その眩しさが今日も生きている証拠。 嬉しながらも、いつ……と悲しみを感じる毎日。 「明〜??起きてるでしょ?少し話があるからおりておいで。」 下からママの声。 話?なんだろぉ? あんまあらたまってるとやだなぁ。