これは親の目を盗んで取りに行った倉庫の鍵。


 鍵を見るだけで大切なものが入っていそうだ。


 心臓の音が外にも聞こえそうなくらいバクバクいっている。


 待ってても仕方ない。


 開けるかっ!!


 鍵を開け、もう一度ドアノブに手をかけた―――。