次の日の終礼後、 俺はウサギ小屋へ向かった。 待っている時間は、とても長く思えた。 けれど彼女は5分くらいで、俺の前に現れた。 鼻歌を歌いながらスキップをした女の子が、 こちらへと向かってくる。 すぐに分かった。 彼女だ。