「ごめんなさい!用事思い出しちゃったの!」
それだけ言ってあたしは本屋さんへ向かった
あるかな、あってほしい
早くしないと、みんな買ってなくなっちゃう
「....っ!」
走っていたのに、あたしは誰かに手を握られた
「え..あれ、大和...君?」
大和君があたしの腕を握っていた
何が何だか分からなくて、あたしは死のまま大和君のほうへからだを向けた
お互い何もしゃべらず、何もしないまま時間が過ぎる
手を握ったまま、あたしたちは無言で立ち続けた
数分.....
それだけ言ってあたしは本屋さんへ向かった
あるかな、あってほしい
早くしないと、みんな買ってなくなっちゃう
「....っ!」
走っていたのに、あたしは誰かに手を握られた
「え..あれ、大和...君?」
大和君があたしの腕を握っていた
何が何だか分からなくて、あたしは死のまま大和君のほうへからだを向けた
お互い何もしゃべらず、何もしないまま時間が過ぎる
手を握ったまま、あたしたちは無言で立ち続けた
数分.....

![HAZE GRASS 〜かすみ草〜[完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.799/img/book/genre1.png)