Heartの欠片~あたしとあなた~

10分ぐらい早く着きすぎた....





いつものデートだったら、あたしは平気で遅れたりするんだけど





今日はなんだかゆっくり歩いていても早く着いてしまった





大きな茶色いベンチに座り、遥加がくるのを待った






早く来ないかな、遥加も遥加の彼氏も、彼氏の友達も





大きな期待と少しの不安を抱いていた






決して男が怖いわけじゃない、でも男を信じるわけじゃない






信じても、信じられない日だってあるんだ






あの日、いつもの様に大好きな彼と家に帰っていた中学2年生の夏





中1から付き合い始めてもうすぐで1年記念日だった





彼は無理やりあたしを抱いた





泣き叫ぶあたしを無視して、彼はやりたいことだけやってあたしの話しなんて聞いてくれなかった





友達に話すとそれはレイプだといわれた