Heartの欠片~あたしとあなた~

朝、早くに起きたあたしは遥加に置き手紙をして遥加の家をあとにした




家に帰る途中、男に声をかけられたが無視して歩いた






家に帰ると、いつもは起きている母の姿がなかった





なんでだろうと、階段をあがるとあたしの部屋に明かりがついていた





えっ...何でついてるの?あたし昨日消し忘れたっけ?





でも律儀な紗和ならあたしの部屋の電気を消してくれるはず





それなら...不審者?ドロボー?





怖くなったあたしは自分の持っていたバックを胸の前に抱きしめて恐る恐るドアノブに手をかけた





不思議なくらいに静かな部屋





ガチャッという音が妙に耳に響いた






「....あれ?」





ドアを開けると毛布にくるまって耳をふさいでいる紗和の姿





「紗和?どうしたの?」