教室に入ると、皆がチラチラと見てくる。
視線が…
「朝からどうしたんだよ笑」
「ん?」
後ろを振り向くと、私の男友達。
「海璃だ。おはよう。」
成宮海璃。かなりのイケメン。性格もいい。
「おはよう。瑠音っていつの間にか彼氏が出来たんだな。」
「はぁ!?違うから!!」
「まぁまぁ。そんなこと言わずに。彼氏だろ?」
「本当に違うから!」
「まぁ、いいや。トイレ行って来よー」
海璃は教室を出た。
「優が彼氏なんて、ありえない…から…!!」
一方、その頃、優は…
「君はとても優秀だ!我が校に来てくれて、とても嬉しいぞ!」
さっきからうるせージジイだなぁ…
早く瑠音のとこ行って、ラブラブしたいのになぁ…
「校長先生。後は私とお話しをさせていただけますか?」
わぉ!
なんて美人な女の人!
「あ、はい!申し訳ありません!どうぞ!」
ジジイは部屋から出た。
ってことは…
2人っきり!!
「初めまして。學美高校の理事長をやってます風間桜といいます。」
「逢沢優です!こんなお美しい理事長、初めて見ました!」
足とかめちゃくちゃ綺麗だな。
笑顔が素敵すぎる!
「面白い子ね。」
「いやいや!」
「逢沢君。これからクラスに馴染んで頑張ってちょうだいね。」
「うす!!」
「クラスは、3-5よ。」
「了解!!」
この後、いろいろな話しを聞いた。
この学校は、顔と頭が重視されてるって。
まぁ、他にも聞いたけど、忘れた。
俺は早く瑠音のとこに行きたい!!