「瑠音ー!朝だぁー!」



「………うるさい……」



「おっと、危険……」



優が住みついて2日。


お互い、"優""瑠音"って呼ぶようになった。


たった2日で仲良くなれる私達って、何なんだろう…



「おはよう!」



「…おはよう」



テーブルに置いてある朝の食事。



「今日は瑠音の好きな卵かけご飯だぜー♪」



朝から元気だなぁ…


ん?なんか見覚えのある制服を優が着てるような…



「あ!そうそう俺さ、瑠音の高校に行くからッ」



は??



「可愛い子たくさんいるんだろうなぁ~♪」



え??なんで入れんの??


自分で言うのもあれだけど…


すっごい頭いい所だよ!?



「俺、勉強できちゃうの。」



「そ、そうなんだ…」



優がかなりエリートって事を知って、少しビックリ。


冷めないうちに、私は朝ごはんを食べ始めた。










「自転車1つ??」



「そうだよ」



「俺はどうすればいい??」



「…歩いて」



「それは悲しいな。」



「…………………」



「2人乗りする?」



「え……」



と、いうことで…



「イヤッホー♪」



「ちょっと!!早いよ!!」



「ちゃんと掴まってないと吹っ飛ぶぞー♪」



「そこ!!右!!」



「了解ー!!」



オーマイガッ