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食べちゃえ!!



思い切ってフォークへと噛み付いていった。

口に広がる甘い味。

ふわふわのスポンジに合うなめらかなクリームはすこし甘さ控えめで。

甘酸っぱい苺がその甘さを引き立てる。



「あ、おいしい!!」

「そうでしょ」



悠先生はニコニコと笑った。



「ここのお店、僕のおすすめなんです」



そう言って悠先生は満足そうな私に小指を差し出してきた。



「今日はすこし邪魔が入りましたが、また一緒に食べにきましょうね」



約束の指きりです。



私は喜んで自分の小指と絡めた。



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