「制限時間は10分間。須藤先生が時間内に一本取れれば、先生の勝ちです」 「絶対勝ちますから!!」 結局勝負にのった私は天上先生と試合をすることに。 胴着は女子部員から借りた。 重くてとても違和感を感じた。 「バカバカしい……」 髪を手ぬぐいで包みながら天上先生はそう呟いた。 それと同時にフッと鼻で笑われた。 ムカッときた。 いまにその顔、絶望に染めてやるわっ!!