頭を抱え始めてから5分ぐらいたっただろうか。 ふと耳に聞きなれた声が聞こえてきた。 そう、今日1番のトラウマとも言えるようなあの声が。 「勇斗ー。お姫ー。おっはよぉー!!」 「皆おはよう」 「なんだ、聖も優二も珍しくおせぇじゃねーか」 「言っとくけど、すべてはひかるのせいだからな。知らない女をからかってよ……」 「ってあれぇ?もしかしてめぐちゃん」