……。



「いやああぁぁ!!」



私は掴んでいた手首を離し、隅の植木の方まで逃げた。



こんな可愛い子が男性なんて!!

きっと私を騙すために変装したのね。

サイテー。

本当にサイテー!!



テンションが上がりまくっていたあの時が恥ずかしい。