ーどれだけ時間がたったのだろう 安久李さんは私を離し、姿を消した。私はその場から動けなかった。 考えることが山ほどあった。安久李さんが悪魔だと言うこと、彼の言葉、殺さないといけない悪魔、私の頭のなかをぐるぐると周り続けていた。 私はふらふらと立ち、彼を追いかけようとした。足がもつれて転びそうになる。今は彼を殺さないといけないのだ。 彼を殺して、人々を守らないといけないのだ。 私は鞄に対悪魔銃をいれ、走り始めた。 彼へのー悪魔への殺意と、理解不能な甘いものを胸に秘め、走り続けた。