「なにか隠してることない?」 私は目を見開いた。同時に、琴乃の勘のよさに脱帽した。 琴乃の勘のよさは、知っていた。保育園の時からの付き合いなのだ。お互いの好きな食べ物から好きな異性のタイプまで何でも知ってるーしかし、琴乃は知らないのだ。私が悪魔狩り屋だということを。 悪魔を狩り、時には命すらおとす。そんなことを生業としてることをー 「…隠し事なんて、してないよ?」 知ってほしかった。本当は、いつ死ぬかわからないような仕事なんて投げ出したかった でもー琴乃は巻き込みたくないのだ