時間が止まったんだって思った お互いに目をそらせなくてどうしていいかわかんなかった 「由奈・・・」 初めに口を開いたのは、歩だった 「ちょっといい、かな・・・?」 「・・・うん。」 私と歩はクレープ屋さんの列を離れ近くのベンチへ行った れーかと歩の彼氏―っぽい人―は口を開けてポカーンとしていた