私には、分からなかった 好きな人の好きな人が、親友だったときの気持ちが。 悶々と、葛藤してたんだろう 彼女は気持ちを表に出さないタイプだから、尚更。 気持ちを全部背負い込んで、今爆発しちゃったんだね・・・ 「歩・・・」 泣き出してしまった歩は、私から逃げるように、去っていった 呆然と、立ち尽くすしかなかった。 その日は、自転車を押して帰った