コンコン――。 「失礼します」 僕は部屋のドアを開けた。 「黒ウサギ……」 困った顔をしている雷。 僕はそっとお客様の方を見た。 「え…?」 思わず声を漏らしてしまった。 「助けてください…」 そう言って涙を流しながら僕を見上げるお客様。 「失礼ですが年齢は…?」 「10歳です…」 そう。今回のお客様は小学生でした。