車に乗って5分ぐらいで、 しゅんくんは車を止めた。 ここ、家からは 距離あるけど大学の近くや・・・ 「ついてきて!」 「うん・・・」 車をおりたしゅんくんは 目の前のマンションに 入っていった。 誰の家・・・? 「なぁ、しゅんくん! ここなに?誰かの家?」 何を聞いてもしゅんくんは スタスタ歩いていって 204と書かれた部屋の前で 足を止めてふりかえった。 「しおりちゃん、ここ開けて」 「しおりが?」 もう、何が何か全くわからへん・・・