9人同居生活はじめます。








「なぁなぁ、しゅんくん」



「んー?」





助手席に座らしてもらったから
しゅんくんにだけ
聞こえる声で喋りかけた。





「お願いあるんやけど・・・」



「お願い?なに?」





忘れてたわけじゃないけど
和歌山きてから、おじいちゃんの
お墓まいりに行けてなかった。



今日の夜はもう帰るし
パーティーまでの時間に
いかなあかん。でも、歩いてやと
時間かかるからしゅんくんに
頼もうと前から思ってた。






「車でこの前いった海の
近くのところまで連れてってほしい」





しゅんくん運転中やし、
ながながと話すの悪いから
とりあえずそれだけ伝えた。






「いいよ~!
じゃ、先家帰って
まさくんたちおろすな!」




「うん、ありがとう!」