「何で、泣いてんの?! 何でここおんの・・?」 しゅんくんはびっくりしてて 勢いよく立ち上がった。 何から言っていいんかも わからへん。こんなん しゅんくん困らしてるだけ… 「しゅん、くんのこ、と・・・ すき、で・・・」 「えっ?」 こんな片言じゃ 伝わらへんよなっ・・・ 声も限界。 もう、何も喋られへん… 走ったし、泣いてるし 風邪やし、苦しくてしょうがない。 「それ、ほんま?」 うん、ほんま。 わかって!伝わって!! 「信じられへん・・・」 そうゆって 抱きしめてきた。