「しおりぃー。 しおりー、起きて~」 ん、うるさいな… 「なぁ、起きてー、 お粥冷めるからー」 起きてるんですけど。 しかも、病人の耳もとで 叫ぶって。 「なんや、起きてるやん」 ずっと叫んでて うるさいから起きた。 「お粥できたで、はい」 「ん~・・・」 本間に卵だけや。 でも、美味し。 「これ、薬な! お水置いとくから飲んで」 そう言って洗濯しに リビングからでていった。