9人同居生活はじめます。





「おかえり!
しおり、どうやった?」



「ゆうと同じ風邪やけど
喉がひどいから食べ物とかは
喉通しやすいやつにしてやって!」



「お粥とかか!
ありがとう、しゅんくん」





さっきまで
意識なかったってことは
ずっとしゅんくんに
抱えられてたってこと?


ずっと顔見られてたってこと?




うわ~・・・

恥ずかしい。




「じゃ、しおりちゃん。
ゆっくり休んでてな~」



「あ、が・・と」



「むりに喋らんでいいって!
んじゃ、いってきます。」







もう、しゅんくんのこと
好きになってる。



確信した。