そうなったとしたら、今度はあたしも一緒に苦しむから。 玲央くんは優しく笑うと 「ありがと。ほんとは少し怖かったんだ…。情けねぇな俺」 と言って、今度は寂しそうな顔になった。 …大丈夫だよ。 だって今度は、2人だもん。 玲央くん、1人じゃないんだよ? それにあたし、信じてる。 玲央くんのお父さんが、許してくれるはずだって…。 もし、明日許してくれなくても…また行けばいい。 2回だって、3回だって…100回だって、許してくれるまで行けばいいんだよ。