その場には本日数回目になる悲鳴が響き渡った。 「れっ…冷血ボーイの彼女…?!」 女の子は信じられない、という顔であたしと玲央くんを交互に見た。 「そ。ひまわり。カワイイ名前っしょ?」 得意げな顔で玲央くんはそう言った。 え?! 玲央くん、どうしちゃったの?! 「言っちゃって…よかったの…?」 得意げな玲央くんとは正反対で、あたしは少し不安だった。