校長になんかなる気ねぇよ…。 俺はこれから親父のひいたレールの上を歩く予定だったのかよ。 …本当…意味わかんねぇ。 なんかもう、全部どうでもいい。 俺はあるクラスまで足を進めた。 着いた先はアイツのクラス。 「実紅呼んで」 扉付近にいた生徒に適当に声をかけた。