私はあの後先輩と話した。実質私たちは付き合ってない。

 先輩は私のお姉ちゃんの彼氏なんだから。

 「繭。さっきの子が忘れられない子?」

 「うん・・・・。」

 「幸せになれよ。」

 「うん。」

 先輩は家まで送ってくれた。

 学校に行った。

 「繭。先輩とはどう?」

 「だから、お姉ちゃんの彼氏だって。」

 毎回毎回行って来る。もう・・・・。

 「渡辺。チョと来い。」

 先生に呼び出された。

 「繭。最近呼び出し多いね。」

 「本当だよね。」

 本当にこのごろ呼び出しが多い。なんだろー。と

 思いながら職員室に向かった。

 「先生ー。何ですか?」

 「お前この前発表しただろ?そこにいた人がな。"東京の高校で勉強して、自分の思ってることとかを、発表していかないか?"っていわれたんだが、どうする。学費も免除でし、寮もある。考えてみろ。返事は今週の金曜日なんだが・・・・。」

 「分かりました。真剣に考えて見ます。」

 私は職員室を出てから夢じゃないかと思った。

 教室に戻ると、みんな待っててくれた。

 「話なんだっった?」

 「あーたいしたことじゃないよ。」

 私は今はいいたくなかった。