「片想いって辛いね……。」 「まぁ…ね。」 翼が少しだけどもる。 「でも、翼カッコいいし大丈夫じゃん?」 「ソイツが違う奴見てても?」 「え?」 風がようやく冷たいんだと感じた。暗かった道だと思ってたけど、あそこに外灯があるのも気付いた。 翼の言葉を、 受け止めたくない自分がいた。 私の好きな人も、 違う人を見ているから。