国語の先生が来て授業を進める。 ノートに書いていく鉛筆の音に、体育でグラウンドから聞こえてくる何処かのクラスの楽しそうな声。 教室を見渡すと、ふざけてニヤニヤしている男子や、クスクス笑っている女子。 何気なくまっすを見てみると、私の視線に気付いたまっすがニコッと笑う。 同じ学校なのに、小学校と比べると何もかもが新鮮で楽しい。 でもソレは、 岬ッチと出会えたからが一番大きいと思う。