私の唇はキス魔に持って行かれました


「焼きそば2つ、かき氷のイチゴとメロン各2つ、イカ焼き3本に、飲み物コーラ、烏龍茶、レモンスカッシュ、オレンジジュース。以上です。お願いします」


2席同時に注文を聞き、厨房の店長に伝える

すると、店長はかき氷を作製しながら厨房奥の鉄板係の霧夜くんに指示をする


「焼きそば2、イカ焼き3だよー!霧ちゃん!」

「焼きそば、はい。イカ焼きは後少し。…ってか、暑い…」


タオルを首から下げて汗だくで鉄板係をやってる霧夜くん
見てるだけで暑そう…


「店長は鉄板係やらないんですか?」

「暑いからヤダ」


…頑張れ霧夜くん
店長は鉄板やる気ゼロだった