「そんなに深く考えてないで、

とにかくその日は、

デートを楽しみなさいって!


わかった?」


私の顔に、自分の顔を近づけた美空。



「わ、わかった」




・・・

なんだか、

何も解決しないまま、


時間だけが過ぎていった。