グォン
ぅわあっ!!
いきなり、目の前を網の中から突き出してきたボール。
丁度サッカーゴールの後ろを走っていたらしい。
ボールが飛んできた方向に目を向けると不敵な笑みを浮かべた彼の姿。
もしかして、今の態と狙った?
本日二度目の私の睨み付け。
やっぱり、コイツ嫌い!!
そんな事を想いながらも視線を外せない。
それどころか、どんどん彼に惹かれていくのが分かる。
なんか……悔しい!!
その後、陸上部の練習のない火曜日は教室の窓からサッカー部の練習をこっそり見る。
それが習慣になるなんて……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…