暫しこの様子を黙って聞いていた槙村がやっと口を割った


 「俺たち、今も昔も付き合ってなんかないよ……ねっ♪」

 その間は何?


 「うん」

 さっきから言ってるのに?


 「なぁんだ」

 「つまんないの~」 

 「絶対なんかあると思ったのになぁ~」


 何かあるってのはご名答です


 皆好き勝手に言い、席にバラバラっと戻っていく

 私の言う事は聞かないのに何で、コイツの言う事はあっさり受け入れるのよ?


 それから暫くしてお開きになった