朝の支度は結構簡単
「朝はやっぱりパンだろう」
という先生に対して
「え~?ご飯だよ」
と言う声もあったから、2通りの用意
アンナ先輩が手早くお米を炊いている間にスミレ先輩と宮野先輩は味噌汁作り
せーちゃんは料理をした事があるらしく、手際良くサラダにいれる胡瓜を刻む
私は料理なんかしたことないから
……とりあえずレタスを千切る
このレタス赤いのって、
腐ってるんのかなぁ?
……捨てちゃおうっと
「お前何やってんだ!?」
先生
「だって、これ腐ってますよ?」
「こんなの水で洗って、赤い所だけ削るんだよ。こんなに全部捨てる事ないだろぅ? 料理した事ないのかぁ?」
「ないです」
「ダメだなぁ。女の子なんだからこのくらい出来なきゃ。おっ、せーちゃん上手いじゃん」
「まぁね」
「同じ一年でこうも違うもんかねぇ?」
ぷぅぅ~~~~っ!
シキリちゃんも料理はした事がないのかオドオド
そんな彼女に先輩は、助け船を出していた
「シキリちゃん盛り付けお願いね」
ということで、彼女は盛り付け担当
そして、殆どの用意が終えようとした頃
「おはよ~。あれ~? もう食事の準備出来ちゃったの~? ごめんね~」
のんびり桃先輩がやってきた


