オレンジ・ドロップ


 「さて、落ち着いたところで食事の担当を決めたいと思います」

 エビちゃん先輩


 いつの間に用意をしたのか? くじ引きを持ってきた


「この中に1・2・3の番号が人数分入ってます。1は朝、2は昼、3は夜にします」

  朝は嫌だよ~

 心の中で祈る

   ガサゴソガサゴソ……

  ……ついていないな


 「全員クジ引きましたか?」


 「「は~い」」


 「一番の人~?」


「「は~い↓↓↓」」

 私を含め数名の人がシブシブ手を上げる 

 朝が嫌なのは一緒なのね

 そこには私、、シキリちゃん、せーちゃん、桃先輩、スミレ先輩、アンナ先輩、宮野先輩

  やった!

  スミレ先輩も一緒だ☆
 我ながら厳禁なだと思う


 「よろしくね~」


 「2番の人?」

 手を上げたのはシオちゃんこと塩崎 麻衣(シオザキ マイ)さん一年、テンちゃん、ゆんちゃん、徳田先輩三年、わこ先輩こと高村 沙和子(タカムラ サワコ)さんニ年 滝先輩、星川先輩


 「3番の人~?」

 残りのノンちゃん、ブンちやん、マコちゃん、有希先輩、エビちゃん先輩、ヘラ先輩、吉野先輩


 「では、今日の夕食から順にお願いします」


 「「は~い」」

 全員揃って返事


 「今日は移動とかで疲れてると思うので、練習は明日から行ないます。今日は先生、どうします?」


 「天気もいいからみんなボートにでも乗るか?」


 「ヤッタ~」
 「ボードだぁ」

 先輩方の歓声が沸きあがる
  ボートって何?

 私達、一年には何の事やら?


 ということで? 先程買い出しに行った女神湖へ再び足を運ぶ


 女神湖で手漕ぎボートの初体験