バスの中に先生がいた


 「先生、里崎さん達来ませんでした?」

 エンちゃん


 「会わなかったか? たった今昼食をとって出て行ったとこだぞ」


 「やっぱり先にここへ来てたんだね? 大丈夫だよ」


 「うん……そうみたいだね」

 それでも不安は消えない

 彼女達にこれ以上心配掛けたくないし努めて明るく振舞った



 昼食を終え再びパーク内へ

 エンちゃん、トコちゃんと一緒にいくつか乗り物に乗ったけど

 あまり覚えていない

 ずっと不安な気持ちのままだったから