昼食を取り終えてすぐにへ受験した高校へと向かう

 午後2時半までに順鳳に行かなければならないから5時間目は受けないで行くのだ



 -- 発表会場

 よく受験番号表眺めてる姿とかをテレビで目にしたりするものだが

 ここは違うらしい

 受付に行き受験番号票を出す


 窓口のお姉さん


「ハイ、ではこれをどうぞ」


 茶色い封筒を一つ渡されただけ

  なんか……呆気ないの


 初めにカミッチ 

   ビリ ビリ ビリ~

「やった~!!合格だ~」


 次にOちゃん

 「あ~ドキドキするなぁ」
  
 そろりそろ~り封書を切る


 「良かった~ 合格してる」

「 良かったね、これで一安心だね」


「サヤは?」

 Oちゃん


 一瞬曇った顔を見せる 

 「えっ!?ダメだったの?」

 カミッチ

  ごめんちょっと演技しただけ~


 「分からない、まだ見てない」
   

 「「空けて見てよ~」」

 二人に促され封を切る


 家帰ってからあけるつもりだったけど、まっいっか。


 「合格だって」


 「じゃ、二人は4月からここに入学決まりだね おめでとう」


 「「ありがとう☆」」


 “合格”

 この二文字を見たことで、やっと肩の荷が下りた