息が詰まりそうな教室だった。


箱の中に閉じ込められているような、錯覚におちいったこともあった。


窓のない箱の中に、詰め込まれたみたいで、嫌だった。


でも、何よりも嫌いだったのは、クラスメートだった。


一緒にいることが、苦痛になりだした。


わたしに苦痛を与えていることにすら、気づいていない。


本当に馬鹿だと思った。


同時に、最低だと思った。


最低すぎて、吐き気がした。


これは、そんなわたしの話し。
わたしの、物語−。



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