今日は、お父さんとおかあさんが帰ってくる日。


わたしは、日本にいたいっていう意思をしっかりと伝えるんだ。



「瑞希ちゃん~、きたわよ~」


朱里さん…


相変わらず、大きな声で…



「涼くん…」


「わかってくれるだろ」


「…そうだよね」



おかあさんたちがくるまで、不安すぎて、ずっと涼くんの部屋にいた。


なんか、1人でいたくなかったんだ…