今度は、ちゃんと手をつないだよ! だって、また、涼くんが迷子になっちゃいけないしね! 「瑞希。言っとくけど。俺は迷子になってないから」 「え、そうなの?」 「あぁ。迷ってはないから。瑞希と離れただけだし。だいたい、瑞希が俺から離れたんだから。瑞希が迷子になったんだろ」 「そんなことないよ~」 「あるから」 涼くんから、怖い怖い目線をいただきましたので… だからせて、いただきます… 怖いよ。 マジで、怖いから!