そのためにも、この全世界生中継を利用する手はない。というか利用しないと、これから先生き残れない(俺が)


対戦相手の弱点を見つけて、先輩を全力でバックアップする。


そんでそんで、先輩に「良くやったな」と褒めてもらうのだ! いちゃこらフラグを地道に立てるのだ!


ベクトルが完全に違う方向へ向いてしまったが、そんなことは関係ない。


並々ならぬモチベーションを維持しながら、俺はユーストリームに齧りついたのだった。