「Does it know, although he heard that a delicious cheesecake store is around Yokohama Station?」
(横浜駅周辺に美味しいチーズケーキ屋があると聞いたんですが、ご存知ですか?)


「I'm sorry. I not what I actually live in this area.」
(すみません。実は僕この辺りに住んでいる者じゃないんです)


「Really? .... a busy place -- thank you.」
(そうですか……お忙しいところありがとうございます)


「I am sorry not to get used to power just here.」
(こちらこそ、お力になれずすみません)


パツキン女性は残念そうに去って行くが、チーズケーキ屋さんの所在が掴めなかったことによる心情の変化ではないことは確かだ。


にしても外人トラップとはよく考えるよな。呆れを通り越して関心すらしてしまう。


「海斗……英語を喋れるのか?」


先輩は驚きを隠せずといった風に、言葉を詰まらせながら言葉をかける。


そんなに俺って馬鹿っぽく見えるんだろうか? これでもそこそこ頭良いんですよ先輩。


「ゆっくり話してくれればそれなりには。先輩は英語苦手なんですか?」