寧ろこの面子に勝てる人物なんて限られてる。先輩に負けず劣らず化物だからな。
「なんか凄いことになりそうですね」
「臆するな海斗。お前は私のパートナーだが、その実力は今や帰宅神レベル。自信を持って帰宅しよう」
「先輩……」
そうだ。何も恐れることはない。
俺達はただ、自分の信じた道を突き進んで帰宅すればいいだけなんだ。
「帰りましょう、先輩」
「嗚呼、早く帰ろう」
ただいまを言うために。おかえりなさいと言われるために。
俺達は今日も、帰路を急ぐのであった。
【おしまい】
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…