He6-ヒーロー-


次の日、多数決の時間がやってきた。
昨日あれだけ頼みまくったのに、不安で仕方ない。


「じゃあ顔伏せてー」


始まる。

緊張で壊れてしまいそう。




「高波がいい人!」




お願い!




あたしはぎゅっと手を握りしめた。


心臓の音が、脳まで響いている。





「じゃあ桑原がいい人!」




はぁ……。



まだ心臓が鳴ってる。




お願い、神様。



あたしを委員長にして!





「はい、じゃあ顔上げて」





お願い……。






「委員長は…」





お願いッ!







「高波だ」



「!!!」