次の日、多数決の時間がやってきた。 昨日あれだけ頼みまくったのに、不安で仕方ない。 「じゃあ顔伏せてー」 始まる。 緊張で壊れてしまいそう。 「高波がいい人!」 お願い! あたしはぎゅっと手を握りしめた。 心臓の音が、脳まで響いている。 「じゃあ桑原がいい人!」 はぁ……。 まだ心臓が鳴ってる。 お願い、神様。 あたしを委員長にして! 「はい、じゃあ顔上げて」 お願い……。 「委員長は…」 お願いッ! 「高波だ」 「!!!」