その日の夜。

なんだか


寂しくなって。


また、一人で散歩に行くことにした。


夜の庭は昼間とは違った美しさをもっていて。


綺麗な満月がさらに夜の庭の美しさを引き立てていた。


ふと、足元を見ると、

桜の花びら。


そばには大きな桜の木。


私は桜が大好き。


自分の名前にも入ってるし。



夜桜。



初めて生で夜桜を見た。



それはもう、


美しく、綺麗で。


満月が重なるとさらにだった。









  



「桜姫?」