「……愁のばかぁ/////」


姫は顔を赤く染め、
俺にもたれかかる。


ちょっ!そんな可愛い顔でもたれ掛かられたら
理性が保たないって!!!


俺は持っている理性という理性を総動員させ、姫を襲わないように必死におさえる。


『ひ、姫!?』


「愁のキス魔っ!!」


うぐっ!!

今、ウルウル上目づかいはっ!/////


思わず姫の腕を掴み、床に押し倒した。


「えっ!?ちょっと、愁?」


姫は焦っておどおどしている。


かわいい……。


『姫、可愛すぎだから……』


「え?」


『そんな顔、俺以外に見せんなよ。』


「そんな顔って何よっ!」


『ん~?キスされて潤んだ目で俺を見上げてくる可愛い顔。』

「なっ!/////」