話をしながら、食べ進められる晩御飯。話が弾み、お酒のペースも上がっていく・・・。 椿は、ミートパイを切っていた。すると、パイとしてはありえない硬い感覚がナイフを通じて手に伝わってきた。その場所をフォークとナイフでかき分けると、そこから銀色のコインが出てきた・・・。 「は・・・蓮流さん・・・?」 「なした?」 「なんか・・・パイからコインが出てきたんですけど・・・」 すると、蓮流はにこっとしながらこういった。