夜明けの海の色。 静かな波の音。 私はその景色を視ながら涙が頬を伝うのを拭きもせず、ずっと眺めていた。 もう決して戻らないあの黄金色の日々を……。 赦されるならもう一度だけあの日々を取り戻したい衝動を必死に抑えながら。