「……土方歳三。お前は」 『……桜羅。』 「桜羅?」 驚いた顔で確かめる様に名前を呼ぶ土方に少々の苛つきを覚える。 『……気安く呼ぶな。』 「なっ……「女子みたいな名前ですねー♪僕は沖田総司です」 茶髪の結構強かった奴は、沖田総司。 そして、残ったニコニコに目を向ける。 「おぉ。俺は近藤勇だ。」 ニコニコしながらまた名を名乗る近藤。 ……暖かい所なのだろうな。 そんな事を不意に思う桜羅。