あの日から何日かたった。 『土方、暇』 「そんな事言うために俺の部屋にくんじゃねぇぇぇえ‼」 ポイッと投げ捨てられ襖の外に出る。 『……総司んとこいこ…』 桜羅は最近暇でしょうがなかったのだ。 「何ですか?桜羅」 『暇』 「じゃぁ、見回りでも行きますか。」 そう言いながら羽織を着る総司。 『ああ……』 桜羅も自室…と言っても沖田の隣だが、羽織を取りに行った。 桜羅にも、つい最近羽織が届いたのだ。 桜羅も少しばかり羽織をきたそうだったのだ。